私とうつと漢方薬:より良い環境を求めて転院へ
こんにちは。
ゆきみそうです。
マタニティクリニックの心療内科で色々とお世話になり、だいぶ良くなってきて症状も落ち着いていきました。
しかし、やっぱり薬を飲んでいるから、以前のように元気に過ごせるわけではありません。
・朝も10時以降にしか起きられない
・食事がのどを通らない(お腹が空かない)
・体が重く、しんどさが抜けない(前よりはまし、という感じです)
・吐き気が止まらない
・めまい
・ぐっすり眠れない
・体力が回復せず、夕方には寝込んでしまう
こんな生活が続いていたので、私は漢方薬局に通うことにしました。
すぐには効果が現れることはありませんでしたが、徐々に効いてくるからという言葉を信じて飲み続けていると、気が付くと身体が少し軽く感じたり、お腹がすくようになっていきました。
このことから、私の中で漢方薬への信頼が高まっていきました。
また、心療内科では予約しても2時間待ちであたりまえ。
診察がやっと始まっても、あまり先生は私の顔を見てくれずパソコンを向いたままで、5分くらい話をして、いつも「様子を見ましょう」と薬を出されるだけでした。
(患者さんが多いので時間がずれるのはわかるのですが、1番最初のはずの9時予約の方が9時半過ぎても呼ばれなくて、怒って帰ってしまうのを何度か見かけたこともありました)
一方で、漢方薬局は5分前についてもすぐに診察が始まり、1時間しっかり話を聞いてもらえました。
そんなことも続いて、もっとちゃんと話を聞いてくれる心療内科に通いたい、という気持ちが大きくなりました。
そこで、新しい病院探しを始めました。
条件は
・子供を預かってもらう実家から通いやすいこと
・女性の先生が診てくださること
いくつか探した中で、実家からバスで1本、バス停は病院の目の前という立地条件で、女性専門の完全予約制、女性の先生が診てくださる心療内科を見つけました。
電話してみると
「できれば紹介状を持ってから来てください。今の先生にお願いすれば、すぐに書いてくれるはずですよ。」
と言われました。
そこで、今通っている心療内科の先生に「紹介状を書いてほしい」とお願いしました。
その時の先生の様子が忘れられません。
「どうして?なにがあったの?次はどこに通いたいの?何が不満?ちゃんと良くなってきているでしょう?どうして?」
と、矢継ぎ早にきつい口調で質問され、ひどく先生の機嫌が悪くなってしまったのです。
「紹介状を書くということは、もうこの病院には通わないということだよ。治療が完了したという扱いになるからね。もし次の病院が合わなくて戻ってこられても、うちでは診れませんよ。それでもいいんですね?」
そういわれて、ひどく動揺したのを覚えています。
いつもの温厚な先生が豹変したのも怖くてパニックになっていましたが、それでも私はお願いしました。
今思えば、そこで引き下がらなくて本当に良かったと思います。
そこまで言われた先生に今後も治療をお願いするなんて、絶対できないと思うからです。
もう、先生との信頼関係も壊れてしまったように感じましたし、私の先生に対する信頼感もすっかり薄れてしまいました。
先生は「すぐには書けないから、1週間後に来てください」と言われて、1週間後に診察の予約を入れました。
1週間後の受け取りの時が最後の診察になると思ったので、きちんと今までのお礼を先生に伝えようと思ったのですが、診察の予約をしたのに、受付で封筒を渡されておしまいでした。
次の病院も始まっていなくて不安もあるのに、なんだか突き放されたように感じて辛かったです。
※私の個人的な経験談です。全ての病院がこうだというわけではないと思いますので、ご注意ください※
そして、その時にもらった封筒をもって、次の病院に予約を入れました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
私とうつと漢方薬:漢方治療の経過
こんばんは。
ゆきみそうです。
でもそれを心療内科の先生に言えず、そのことが胸につかえていました。
1か月に1度、心療内科へ。
2週間に1度、漢方薬局へ。
心療内科ではいつも「さて、最近はどうですか?」から始まって、寒い待合室で2時間以上待つわりには、5分くらいで診察は終わり、いつもと同じ薬を処方されました。
薬を減らしたいと言ってみても「だんだん減っていくから焦らないで大丈夫」と言われます。
でもやっぱり薬は減りません。
先生の言うことだから自分で加減するわけにもいかないし…。
私は漢方薬局に通い始めたので、漢方薬の処方はやめてほしいと思っていましたが、だんだん言えなくなってきて、先生と間に距離を感じるようになっていきました。
もともと男性が苦手だったのもあるかもしれません。
漢方薬局では、いつも受付のカウンターで奥さんがにこにこ。
ほのかに漢方の香りがする空間にほっとしました。
先生も
「こんにちは。少し顔色がいいかな。食事はとれていますか?脈を見せてね…」といった具合で毎回診察が入りました。
そして、毎回少しずつ調合を変えて、今の私にベストな漢方薬を処方してくれました。
時間もいつも予約で1時間枠をとってくれました。
帰りには
「もし何かいつもと違う感じがしたら、すぐに電話してください。2週間待たなくていいから。自分ではわからないかもしれないけど少しずつ元気になってきているよ。またお待ちしています。」
と励ましの言葉をかけてくれたのが嬉しかったです。
私は栄養補給のために青汁を飲んでいました。
それを漢方の先生に話したら…
「青汁は胃腸が元気じゃ状態じゃないあなたには向かないから、やめたほうがいい」
と言われました。
他にも、食事で気を付けること。
例えば、夏でも冷たいものは避けて、温かいものをとるようにすること。
お茶でもいいし、白湯でもいいそうです。
油ものは食べたくないだろうけど、あまり食べないように。
お肉より魚を食べて。
お風呂はしっかりお湯につかって体をあたためて。
などなど、色々なアドバイスをもらいました。
胃腸に不安があると相談したときは、併用して飲んでも大丈夫な胃腸薬(市販の漢方薬)をすすめてれましたし、子どものけがが多くて悩んでいることを話すと、塗り薬を試しに使ってみて、とケースに分けてくれました。
決して営業的な感じではなく、さりげなく良いものをすすめてくれるので、強引な感じが苦手な私にとっては、とても嬉しかったです。
塗り薬は、とても効き目が良かったので、そのあと購入しました。
今でも我が家の常備薬です。
私は詳しくないのでよくわかりませんが、一番印象に残っているのは、通う中で「なかなかやる気が出ない」ことを話した時のことです。
鹿の角が効くから、と煎じ薬に混ぜてもらったのですが、私にはものすごく効きました。
夜中に目が覚めても辛くないし、昼間も元気で起きていられました。
もちろん調子の悪いときと比べて、の話ですが…。
いつも夕方には体力が切れて寝込んでしまうのですが、気持ちは少し楽になりました。
そういうことが続いて、私は心療内科を他の病院に変える決意をしました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
私とうつと漢方薬:漢方との出会い
こんにちは。
ゆきみそうです。
いよいよ漢方治療のスタートです。
母に紹介された薬局に電話をしてみたら「明日にでもどうぞ」と言われたので、幼い息子を連れて漢方薬局を訪れました。
母は「松寿仙(しょうじゅせん)」という液体の薬をよく買っていました。
疲れや食欲不振、病中病後などに効く漢方です。
ちょっと調子の悪いときなどに、よく私もこれを飲んでいました。
箱買いして、いつも冷蔵庫にかならず1本置いてありました。
店に入ってすぐ、なじみの松寿仙が積んであって、ちょっと親近感が湧いたのを覚えています。
今でもたまに調子の悪いときや、疲れたとき、食欲のないときに飲んでいます。
意外と飲んでいる方が多いようで、夫の実家でも冷蔵庫に入っていて驚きました。
少し値段は張りますが、飲み続けると体調が良くなるのでおすすめですよ。
少し脱線しましたね。
すみません。
私が言った漢方薬局は、ご夫婦2人でやられている小さなお店でした。
奥に通され、先生の治療が始まりました。
先生
「まず横になってリラックスしてください。脈を診ますね…乱れてますね。どこか特に悪いところがありますか?」
私
「全体的に体が重く、なにもやる気が起きなくて、夜も寝ているような起きているような感じで、頭もぼんやりしていて集中力がないみたいで、運転していて先日、車をぶつけてしまったんです…」
先生「それは大変でしたね。では詳しく診て行きましょうか…」
といった感じで始まりました。
舌の色、瞼の色、顔色、脈も手首だけでなく、足首やお腹などの触診もありました。
食欲はあるか?
体重の増減はどのくらい?
いつ頃からしんどい?
今飲んでいる薬は?
どこの病院にかかっているの?
何を希望して今日は来られたの?
そんなことを聞かれました。
私は、最後の「何を希望して今日は来られたの?」という質問でまた泣きそうになっりました。
心療内科に通っていること、
でもなかなか思うように良くならないこと、
このあと薬をやめられるのか不安に思っていること、
できればもう一人子供が欲しいと思っていることなどを伝えました。
そして「もう一人子供が産めるくらい元気になりたいです。」と最後に言いました。
その時は先生は
「今は、まだ無理。今、妊娠してしまったら、赤ちゃんかあなたか、どちらかになるよ。あなたの体はギリギリで動いてる。今は体を整える時期ですよ。」
と言われました。
その言葉に妙に納得したのを覚えています。
そして、色んな生薬を調合して何種類かの粉薬を、少しずつ舐めてみて、飲めるかどうかを判断していきました。
体に合わない薬は飲みにくかったり、飲めなかったりするそうです。
同じような効果でも、調合の違うものを用意してくださり、「自分に合うものをオリジナルで調合していくのが漢方のやりかただから」と言われました。
結局2時間くらいいたでしょうか。
煎じ薬のほうが体の吸収もいいので、煎じ薬を飲みましょうと言われ、2週間分処方してもらいました。
毎日40分ヤカンで煮だして、飲み始めました。
(本当は金属のヤカンや鍋で煮だすのは、あまり良くないそうです)
煮だした残りを母が飲んでみたいと言うので飲んでもらったら「うえ~」と苦い顔をしていましたが、「漢方薬のいいにおいがする。きっと元気になるよ。」と言ってくれました。
心療内科で出される薬は、たとえその人の証に合っていなくても、飲みやすいように加工されているのだそうです。
だから思うように効き目が出ない人もいるのだとか。
漢方の先生は
「こういう効能があるという判断で、漢方のことをよく知らないで処方してしまう先生も多いけれど、あなたは今日ここにいるのだから、漢方はうちのを飲んでくださいね。」
と言われました。
本格的な漢方薬と西洋薬を併用して、いずれは漢方薬だけにして、そこから薬を飲まない状態にすることを目標にする、とその時先生と決めました。
「お世話になります。よろしくお願いします。」
最後にそう言って、薬局を後にしました。
ここから私の漢方治療が始まりました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
私とうつと漢方薬:治療をはじめて
こんばんは。
ゆきみそうです。
治療が始まって、最初のうちは2週間に1度通い、症状の変化や薬があっているかをみていきました。
その時に漢方薬も処方されていました。
それは、ツムラの16番「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」です。
精神状態が不安定な人に処方される漢方のようです。
半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ):ツムラ16番の効能・効果、副作用 | 漢方薬ナビゲーション
他に、軽めの睡眠薬も処方されて飲んでいました。
一度サインバルタを1回3錠飲んでいても、気持ちが落ち着かずに不安が増大した時期がありました。
薬を変えてもらったのですが、その薬が私にはまったく合わないものでした。
飲んだ次の日、まぶたが重くて目を開けるのも、指を1本動かすのにも強い意志が必要なほど体が重く、動けなくなってしまったのです。
薬を飲んだ次の日だったので、すぐに薬のせいだとわかりました。
翌日、症状が抜けてから病院に行き、薬を元に戻してもらいました。
この時に処方された漢方薬を飲んでいれば、ここまで自分に合わない薬を出されることはなかったのかもしれない、と今では思います。
1年ほど通いながら、少しずつ心も安定し、子どもを連れて実家に行くこともできるようになりました。
しかし、うつの症状がないわけではなく、気分や体、頭が重く、集中力も欠落していまいたし、本を読んでも頭に何も入ってきません。
薬のせいもあるとは言われましたが、食欲もなくどんどん痩せていきました。
もともとやせ形なのですが、自分の平均体重から7キロも減ってしまい、子どもを抱っこする体力もなく困っていたところに、母から漢方薬局へ相談に行くよう勧められました。
もともと母が通っていた薬局で、先生も優しくていい人だし、信頼できる先生だから大丈夫と言われ、今よりも少しでも状況が改善するならと漢方薬局に予約を入れました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
続きはまた次回。
私とうつと漢方薬:治療経過①
こんばんは。
ゆきみそうです。
治療が始まって、最初のうちは2週間に1度通い、症状の変化や薬があっているかをみていきました。
その時に漢方薬も処方されていました。
それは、ツムラの16番「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」です。
精神状態が不安定な人に処方される漢方のようです。
半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ):ツムラ16番の効能・効果、副作用 | 漢方薬ナビゲーション
他に、軽めの睡眠薬も処方されて飲んでいました。
一度サインバルタを1回3錠飲んでいても、気持ちが落ち着かずに不安が増大した時期がありました。
薬を変えてもらったのですが、その薬が私にはまったく合わないものでした。
飲んだ次の日、まぶたが重くて目を開けるのも、指を1本動かすのにも強い意志が必要なほど体が重く、動けなくなってしまったのです。
薬を飲んだ次の日だったので、すぐに薬のせいだとわかりました。
翌日、症状が抜けてから病院に行き、薬を元に戻してもらいました。
この時に処方された漢方薬を飲んでいれば、ここまで自分に合わない薬を出されることはなかったのかもしれない、と今では思います。
1年ほど通いながら、少しずつ心も安定し、子どもを連れて実家に行くこともできるようになりました。
しかし、うつの症状がないわけではなく、気分や体、頭が重く、集中力も欠落していまいたし、本を読んでも頭に何も入ってきません。
薬のせいもあるとは言われましたが、食欲もなくどんどん痩せていきました。
もともとやせ形なのですが、自分の平均体重から7キロも減ってしまい、子どもを抱っこする体力もなく困っていたところに、母から漢方薬局へ相談に行くよう勧められました。
もともと母が通っていた薬局で、先生も優しくていい人だし、信頼できる先生だから大丈夫と言われ、今よりも少しでも状況が改善するならと漢方薬局に予約を入れました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
続きはまた次回。
私とうつと漢方薬:心療内科で治療がはじまりました
こんばんは。
ゆきみそうです。
前回の続きです。
予約の電話から1か月…。
長い1ヶ月でした。
ようやく病院に行く日がやってきました。
その時すでに私は限界でした。
体力も気力も使い果たし、最後の希望を求めて病院に向かいました。
ただ、ここに行けば「楽になれる」「私を何とかしてくれる」そう信じて。
赤ちゃんは家で母が見ていてくれました。
呼ばれて中に入って先生に診てもらう瞬間、涙があふれて言葉になりませんでした。
「もうだめです。もう限界なんです。助けてください。これ以上耐えられません。」
それだけ言って、しばらく泣きました。
先生も私の限界具合を察知してくれたのか、少し待って私の涙が少し収まってからゆっくり話を聞いてくれました。
そこで、出産時に思ったことが重荷になっていること、赤ちゃんとの生活が不安なこと、身体が動かないこと、眠れないこと、食事もとれないこと、自分なんて消えてなくなってしまえばいいのにと思うことなど、今まで保健士さんや、母に話してきたことをすべてお話ししました。
そして最後に。
「これはあなたのような症状で来るお母さん全員に聞いていることですから、深く考えないでくださいね。もういっそのこと、赤ちゃんと一緒に・・・・ということは考えていませんか?」
と、先生は言いました。
「私一人は考えましたが、それだけはありません」
これは、はっきり答えられました。
私がいなくなったら赤ちゃんが困る、夫が困る、母が困る、だから逝けない、それは理解したうえで、「消えてしまいたい」と強く願う自分に、言い聞かせているようでした。
病院ですべてを吐き出して、もう限界だと訴えて、薬をもらったことで少し安心できました。
結局2時間かかりました。
そして、薬を飲んだ次の日、私の心はびっくりするくらいに軽くなっていたのです。
いままで淀んだ沼のようなものが身体の中心にわだかまっていたのが、嘘のように消えていました。
病院に行って良かった、そう思った瞬間でした。
そのあと、しばらくこの病院に通いました。
施設が整っている病院だったので、心理テスト、脳波の検査、カウンセリングなどを受けることができました。
そこで、もともと私は不安が強いタイプだということ。
それを脳の中でセーブできていたのが、ホルモンバランスの影響で崩れてしまい、セーブできなくなって暴走している状態になっているということ。
その暴走を抑えるための薬を処方したという説明を受けました。
飲み続けていくうちに、たまに薬を飲み忘れて、慌てて飲むことがありました。
先生には、
「薬を飲み忘れても過ごせるのなら、飲み忘れても構わない」と言われました。
そのうちに薬なしでも過ごせるようになるから、と。
他の先生ではこんなこと言われないかもしれませんね。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
私とうつと漢方薬:うつの症状と治療への決心
こんにちは。
ゆきみそうです。
前回の続きです。
心療内科に電話するのはとてもハードルの高い作業でした。
信頼する保健士さんに勧められたものの、3日ほど迷いました。
そのうえで、心療内科にかかれば、きっといい薬を出してもらえて楽になれるはず!そう信じて、マタニティクリニックの中にある心療内科に電話したのです。
でも、そこで突き付けられた現実。
「初診は時間がかかるので、1か月待ちになります」
気持ちが一気に落ち込みました。
マラソンのゴール直前に、あと3周と言われた気分です。
私を助けてくれる場所から突き放されたように感じて、症状が悪化しました。
横になったまま、起き上がることもできず。
かといって眠れるわけでもなく。
頭の中を不安が渦巻いて、涙が止まらない。
でも不思議なことに、赤ちゃんのお世話だけはできました。
オムツも、ミルクも、沐浴も、洗濯も、赤ちゃんのためのことだけは、身体が動いたのが不思議でした。
それ以外の時間は、赤ちゃんを抱っこしたままソファに座ってじっとしているだけ。
一日中パジャマのまま、食事ものどを通らず、作る気力も、食べる気力も全くありません。
掃除も最低限、洗濯も赤ちゃんのもの以外は数日に1回で精一杯。
見かねた夫が早めに帰ってきてくれて夕飯を作ってくれたり、実家の母が1週間に2回ほど訪ねて来てくれていたので、それが心の支えでした。
母に話したのは、心療内科で1か月待つように言われてからです。
最初は「一時的なものじゃないの?心療内科に行くなんてとんでもない。」と懐疑的だった母も、私が涙ながらに訴えたことで、深刻さをわかってくれました。
それから、食べずに痩せていく私を見かねてか、できるだけ私の好きそうなものを買って持ってきてくれるようになりました。
母と一緒なら、食べることができました。
つわりも終わったはずなのに、吐き気がとまらず、身体が重く、朝も10時くらいにやっと起きられる生活。
お昼過ぎに母が来てくれて、夕飯の支度などを助けてくれました。
沐浴もやってくれて、たわいもない会話をしている時だけが不安から解放される時間でした。
そしてなんとか1か月過ぎ、心療内科へ行く日がやってきました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
続きはまた次回。