うつ病の人にかける言葉②
こんにちは。
ゆきみそうです。
前回は、どうしてうつ病を患っている人にかけていい言葉、ダメな言葉があるのかを簡単にご紹介しました。
今回は、もう少し具体的にお伝えしたいと思います。
<言ってはいけないこと>
・励ましの言葉
➡がんばれ、元気をだして、あなたらしくないよ、すぐに治るよ、気を強く持って
・回復をせかす言葉
➡早く元気になってね、いつになったら良くなるの
・責める言葉
➡そんなことでどうするんだ、なんでこんなことができないんだ、しっかりしてくれないと困るよ、つらいのはあなただけじゃないんだよ
・不安を予想させる言葉
➡この先どうするんだ、将来が心配だ、この状態で大丈夫かな
<言ってほしいこと>
・存在を肯定する言葉
➡つらかったね、がんばってきたね、苦しかったね、大変だったね
・休養を促す言葉
➡心配しなくていいからゆっくり休んで、もう十分頑張ったんだから休もう
・受け入れる言葉
➡話したいことがあったら何でも話してね、いつでも話を聞くよ
・希望を持たせる言葉
➡必ず良くなるから心配いらないよ、急がなくていい、ゆっくり治していこう
・協力を約束する言葉
➡ずっとそばにいるからね、あなたの味方だからね
私の場合は、最初は母や夫から「気の迷いだ」とか「休めばよくなる」「心療内科へ行くなんてとんでもない」と言われて辛かったです。
そのうちに診断書を見せたり、病院での診察の結果や、私の気持ちを聞いてもらうことで、少しずつ理解してもらうことができました。
それ以来は「ちゃんと食べてる?」「いいから早く休みなさい」「できるところまででいいから」「ちゃんとできてるじゃない」と、支え、励ましてもらいながら治療に向かってきました。
一番大きかったのは、ヘルパーさんの言葉でした。
「〇〇(私の名前)さん、がんばってますよ!」
「子供たちがこんなにいい子なのは、〇〇さんの子どもたちへの接し方が良いからですよ」
「私、〇〇さんに毎回元気をたくさんもらってますよ」
「〇〇さんとお話しできて、私嬉しいですよ」
「〇〇さん、ちゃんとご飯食べてますか?」
「最近の体調はどうですか?眠れてますか?」
などなど。
数え上げたらきりがありませんが、明るく朗らかなヘルパーさんで、年代も近く、子供たちもよくなつき、私もたくさんの言葉で支えてもらいました。
元気になれたのは、この方の力が大きいのではないかと今では思うほどです。
言葉は言霊。
私は、言葉は薬になると思っています。
元気になれる言葉を、優しい言葉を、支えになる言葉をかけてほしいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
今日のこの1日があなたにとって少しでも良い日になりますように。
何か聞いてみたいことはありませんか?
私の経験でお役に立てるなら、お話したいと思っています。
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