うつ病の症状について:「死」を身近に考えるようになる
こんにちは。
ゆきみそうです。
私もそうでしたが、うつ病になると「死」をとても身近なものとして考えるようになります。
私も生まれたばかりの赤ちゃんがいるのに、「消えてしまいたい」「私なんていなければ」といつも考えていました。
そのたびに、
「今私がいなくなったら、この子はどうなるの?」
「私のせいで夫や母が辛く大変な思いをしてしまうのでは?」
と思い、死んではいけない、と毎日のように思いなおしていました。
うつ病の人は、自分を責める傾向がとても強く、自分なんて死んでしまった方がいいと、自殺を考える人が多くいるといいます。
いくら病気でも「自殺はいけない」「命を粗末にしてはいけない」ということは、分かっているんです。
それでも、「消えてしまいたい」「死んでしまいたい」と思う気持ちに囚われて、抜け出せなくなってしまうのです。
私もその板挟みにとても苦しみました。
生きてください。
生きていれば、治療ができます。
元気になれます。
家族の笑顔を見ることができます。
もちろん、あなたも笑顔になれます。
自分を責めることがあるかもしれません。
不安でイライラすることがあるかもしれません。
将来に希望が持てないことがあるかもしれません。
今、強いストレスの中にいるのかもしれません。
でも、生きてください。
生きることで希望が持てます。
ただ生きているだけでいいんです。
あなたがそこにいることが大切なんです。
あなたがあなたらしく生きるために、絶対に死を選ばないでください。
私が心療内科で初診の時、先生に言われました。
「こういう症状の人には皆さんに聞いています。いっそ赤ちゃんと一緒に…(死んでしまおう)と考えたことはありませんか?」
私の答えは
「それはありません。」
でした。
自分だけが消えることはあっても、赤ちゃんと一緒になんて思ってもみなかったからです。
でもそう自分の言葉で答えたことで、私は「死んじゃいけないんだ」「死んだら赤ちゃんに会えなくなるんだ」と強く自分の中で意識できました。
あなたがいなくなったら、絶対に悲しむ人がいます。
「私は死なない」と口に出して言ってみてください。
自分に自分の言葉を聞かせてあげてください。
自らを己を消し去ろうとしないでください。
それは、悲しみ以外の何も生み出しません。
今は苦しくても、時間が味方をしてくれます。
先生も、薬もあなたを助けてくれます。
家族や友人、話し相手がいるなら相談しましょう。
あなたは1人ではありません。
その孤独感から1日も早く解放されますように。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
今日のこの1日があなたにとって少しでも良い日になりますように。
何か聞いてみたいことはありませんか?
私の経験でお役に立てるなら、お話したいと思っています。
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