私とうつと漢方薬:妊娠中の治療
こんばんは。
ゆきみそうです。
無事に妊娠し、うつ病を抱えたままで赤ちゃんを産む決意をした私。
本当はうつを治してからにしたかったけれど、こういう結果になりました。
それでも少し前に進めた気がしました。
応援してくれる家族も先生方も親友もいます。
とても心強い存在です。
そんな人たちに支えられながら、私のうつを抱えたままの妊婦生活が始まりました。
まず私が考えたのが、睡眠についてでした。
赤ちゃんを産むと夜中に起きることも多くなります。
それまでは夜にぐっすり眠れる薬を出していただいていましたが、心療内科で相談して睡眠薬を調整していただくことにしました。
今までは強めの睡眠薬を使っていたのですが、それを少しずつ減らして、もう少し軽い薬にスライドしていく治療が始まりました。
とても時間がかかりました。
たまに眠れないこともありましたが、
少しずつ少しずつ量を減らして、体を慣らしていきました。
数か月かけて強い薬を卒業し、もう少し弱い薬で効き目の切れが早いものに変えていただきました。
なにも飲まないでは眠れないけれど、赤ちゃんが夜中に泣いても、ちゃんと起きてお世話してあげられる。
その状態までもってこれました。
赤ちゃんが生まれるまでに準備できたので良かったです。
妊娠すると、つわりがありますね。
それに、眠気も増してきます。
眠気についてはあまり問題ありませんでしたが、つわりはやはり辛かったです。
1人目の時は、生まれる瞬間までつわりに苦しみました。
生まれた瞬間、吐き気から解放された感じでした。
2人目も覚悟していましたが、やはり少し辛かったです。
でも漢方薬を飲んでいたおかげか、本当にしんどい時期は何も食べられませんでしたが、その時期も長くは続かず、安定期に入ってからは軽い吐き気がずっと続く程度でした。
吐き気はうつの症状の中でも悩んでいたものので、つわりだからというより、今までの吐き気がずっと続いているという感覚でした。
一方で赤ちゃんの成長は順調でした。
毎回、心臓の音を聞かせていただき、エコーの写真をいただいて、「順調ですよ」と言っていただき、順調に体重が増えていく赤ちゃんの成長を素直に喜べました。
色々な検査もすすめられましたが、もしも検査の結果が悪かったからと言っても、私はこの子を手放すつもりはなかったので、夫と相談して、検査は受けないことにしました。
胎動も少しずつ感じるようになり、だんだん大きくなってくるお腹をさすっては、「元気に産まれて来てね。待っているよ。」と声をかけていました。
睡眠薬の減薬に成功するのには、6ヶ月ほどかかりました。
早めにはじめてよかったです。
これも断薬の1歩だと思って、成功したときはとても嬉しかったのを覚えています。
漢方薬も妊娠を促進するものはもう抜いてもらって、身体の血液の循環を良くするものを加えていただいたりして、赤ちゃんにも私にも良い働きをしてくれるものを処方していただきました。
自分の今の状態に合わせて調合を変えていただけるのが、本当にありがたかったです。
こうして私のうつを抱えたままでの妊婦生活は、順調に進んでいきました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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私の経験でお役に立てるなら、お話したいと思っています。
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