漢方薬の基礎知識:西洋薬との違い
こんにちは。
ゆきみそうです。
西洋薬と漢方薬の違いについて今回はお伝えしたいと思います。
簡単に言うと、西洋薬は症状そのものにアプローチします。
咳が出ているなら咳止めを、お腹を下しているなら胃腸薬を、といった感じですね。
それに対して、漢方薬はその人の体のバランスを整えるという点にアプローチして、症状を緩和させることを目的として処方されます。
漢方では、植物や動物や貝殻など、薬効成分を持っている自然の素材を組み合わせて薬を作ります。
これらの材料のことを「生薬(しょうやく)」といいます。
その人に合って生薬を組み合わせて薬を処方されますので、同じ症状の人でも違う薬が処方されることもあります。
それは、その人の体質、体力、気力などのバランスを見て、総合的に判断するからです。
患者さんが心身ともに健康になることを目的として薬を調合してくれますので、オーダーメイドの薬を調合してくれるのです。
私だけのための、私が元気になるための薬。
症状を抑えるだけでなく、体の中から元気にしてくれる薬。
それが漢方薬なのです。
サプリメントをたくさん飲んだり、疲れたときに栄養ドリンクの力を借りるのもいいですが、あなたの健康を支える方法1つとして漢方薬があるということを知っていただけると嬉しいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
今日のこの1日があなたにとって少しでも良い日になりますように。
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