漢方薬の基礎知識:治療方針
こんばんは。
ゆきみそうです。
漢方ってなんなの?
効くの?
苦いんじゃないの?
こんな疑問を持っている方も多いと思います。
そこで漢方の基礎知識をお伝えしたいと思います。
漢方は東洋医学です。
その基本的な考えの中に「天人合一(てんじんごういつ」というものがあります。
これは、人間の体というものは自然の一部であるという考え方です。
人は大きな宇宙の中にある小さな宇宙である、つまり自然と人は繋がっていて、そのバランスを保つことが大切であるというものです。
例えば「咳が止まらなくて苦しんでいる人」がいたとします。
西洋医学では、「咳を止めること」にピンポイントで効く薬を処方します。
それに対して漢方では、「咳が出る」という体の不調に対して、全身の「気・血・水」という3つの要素のバランスからアプローチします。
つまり、「症状を抑える」ことで病気を治すことを目的としているのが西洋医学なら、漢方は、その人の症状だけでなく体質なども考慮して、「全体的な体のバランスを整える」ことで、病気を治すのです。
漢方は常に体全体のバランスを考えます。
そして、その人の状態にあった薬を処方するのです。
単に症状を抑えるだけでなく、体のバランスを整えることで、他の症状も出にくくなるといえるでしょう。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
今日のこの1日があなたにとって少しでも良い日になりますように。
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