うつ病の人への接し方
こんばんは。
ゆきみそうです。
うつ病の人にはどう接したらいいのか、迷いますよね。
理解してあげたいけど、本当に病気なの?
「がんばれ」って言われることがそんなにつらいことなの?
疲れているだけなんじゃないの?
どうしてあげるのがいいの?
なんて声をかけてあげたらいいの?
そう思って当然だと思います。
私も、うつ病になるまでは、うつがこんなに辛い症状だとは思いませんでした。
ならないとわからないことがたくさんあります。
私は、夫からの「早く良くなってね」がとても辛かった。
「私は普通じゃないんだ。」と思われているように聞こえたからです。
「がんばって」もうつの人には辛い言葉です。
もうがんばってるんです。
がんばって、がんばって、がんばって、がんばりすぎて病気になったんです。
もうこれ以上頑張る気力は残っていません。
なのにがんばらないといけないの?
そんなこと言わないで。
そう思ってしまいます。
特にメランコリー型の人には、「がんばれ」は禁句です。
それから、無理に誘われるのも辛いです。
「気分転換になるから散歩にいこう」
「ずっと家にいるね。久しぶりに買い物しに行こうか。」
「たまには外に出ないと。」
辛くて横になっている、起き上がることさえ辛いのに、この言葉は、相手が自分のことを気遣ってくれているのがわかる分、辛いです。
怠けて横になっていると思わないでください。
私の場合は横になっていることが多かったので、「ごろごろしてばかりいないで」と夫に言われて、ひどく傷ついたこともありました。
好きで横になっているわけじゃないのよ、と言い返す気力もありませんでした。
非定型うつの人の場合は少し対応が違って、あまり頻繁に声をかけずに冷静に見守ってあげるようにしてください。
困っているようならそっと手を差し伸べてくれたら、とても嬉しいです。
そばにいてくれるだけでいいんです。
普通に接してくれるだけでいいんです。
今の病気の自分でも、普通に受け入れて欲しいんです。
話を聞いてくれたり、何かをしたいときに手伝ってくれたり、いつもできないことができたときに認めてもらえたりすると、とても嬉しいです。
がんばってるよ、すごいね、と褒められるともっと嬉しいです。
決してめんどくさいな、と思わないでください。
これも看病と思って優しく接してくれたら、その分回復も早くなります。
薬も大切ですが、周りの人からの影響はとても大きいものです。
私も、前向きな声掛けをいつもしてくれるヘルパーさんや、保健士さん、辛いときに話を聞いてくれる母や、家事を手伝ってくれる夫のおかげで良くなりました。
身近な人のうつへの理解と、その人への想いが、うつから抜け出す薬になります。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
今日のこの1日があなたにとって少しでも良い日になりますように。
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私の経験でお役に立てるなら、お話したいと思っています。
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